「雪のいと高う降りたるを」テスト問題




【一】本文について、設問に答えよ。

雪のいと高う降り❶たるを、①例ならず御格子参りて、炭櫃に火おこして、物語などして集まり候ふに、「少納言よ。香炉峰の雪いかなら❷。」と仰せらるれば、御格子上げ❸させて、御簾を高く上げたれば、②笑はせ給ふ
人々も、「③さることは知り、歌などに【X】歌へど、思ひ【Y】寄らざりつれ。【Z】この宮の人には、④さべきなめり。」と言ふ。

 

問一 空欄を補充しなさい。
この本文の出典は( 1 )であり、作者は( 2 )である。

問二 次の語句の読みを、ひらがな(現代仮名遣い)で答えなさい。
①御格子 ②炭櫃 ③御簾

問三 傍線部❶〜❸の意味を答えなさい。

問四 傍線部①とは、どういうことか。
 昨日とは違うということ。
 例年とは違うということ。
 いつもと違うということ。
 さっきと違うということ。

問五 傍線部②とは、どういう笑いか。
 満足した笑い
 呆れた笑い
 軽蔑した笑い
 ばかにした笑い

問六 傍線部③とは、何を指すか。

問七 【Y】に入るべき語句を、ひらがな二字で書け。

問八 【X】【Z】に入るべき語句の組み合わせとして、最も適切なものを次から選べ。
 X だに  Z さへ
 X さへ  Z なほ
 X すら  Z さすがに
    X なほ  Z だに

問九 傍線部④とは、具体的にどういうことか。

 




 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【解答例】
問一 1枕草子 2清少納言
問二 ①みこうし ②すびつ ③みす
問三 ❶存続 ❷推量 ❸使役
問四 ウ
問五 ア
問六 白居易の「香炉峰の雪は簾を撥げて看る」という詩。(同意可)
問七 こそ
問八 イ
問九 清少納言は中宮定子に仕える人物として、ふさわしいということ。

 

 

 

 

 

 

“「雪のいと高う降りたるを」テスト問題” への4件の返信

  1. すごい分かりやすかったです!あさってテストなのでがんばります!

  2. とても参考になり助かります。おかげで明日のテストでよい点が取れそうです!

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