「鴻門の会」テスト問題〈第一段落〉




【一】本文について、設問に答えよ。

沛公、旦日従百余騎、来見項王。至鴻門、謝曰、「①与②将軍戮力而攻《 》。将軍戦③北、臣戦河南。然④不自意、能先入関破秦、得復見将軍於此。今者有小人之言、⑤令将軍与臣有郤。」
項王曰、「此沛公左司馬曹無傷言之。不然、籍⑥何以至此。」

 

問一 次の漢字の読みを、送り仮名も含めてひらがな(現代仮名遣い)で答えよ。
①然 ②不然

問二 傍線部①「臣」・②「将軍」はそれぞれ誰を指しているか。該当する人物を本文から抜き出せ。

問三 《 》に入るべき王朝名を漢字で答えよ。

問四 傍線部③とは、具体的に何か。漢字二字で答えよ。

問五 傍線部④とあるが、

(1)解釈として適切なものは次のうちどれか。
ア 自分の意志がなかったということ。
イ 自分では思いもよらなかったということ。
ウ 自分の考えが甘かったということ。
エ 自分では絶対にできなかったということ。

(2)何が「不自意」だというのか。該当する部分を探して、はじめと終わりの二字(文字のみ)を抜き出せ。

問六 傍線部⑤を現代語訳しなさい。

問七 傍線部⑥とあるが、「至此」の指示内容を明らかにした上で、現代語訳しなさい。

問八 本文の出典と作者を漢字で答えよ。




 

 

 

 

 

 

【解答例】
問一 ①しかれども ②しからずんば
問二 ①沛公 ②項王
問三 秦
問四 黄河
問五(1)イ (2)能先〜於此
問六 将軍を私と仲違いさせようとしている。(※使役の構文必須)
問七 自分はどうすれば沛公を攻撃しようとしたことにたち至りましょうか。いや、至りません。
問八 史記、司馬遷




 

 

 

 

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