『ミロのヴィーナス』テスト問題〈第二段落〉




 

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【印刷可】「ミロのヴィーナス」「失われた両腕」テスト問題と解答例

 

 

※著作権の都合上、本文を掲載することができませんので、教科書を見ながら設問に解答するようにしてください。

 

第二段落 したがって、僕にとっては、ミロのヴィーナスの失われた両腕の復元案というものが、〜まさに、芸術というものの名において。

 

 

【二】本文について、設問に答えよ。

問一 傍線部①「そこには、失われた原形というものが」とあるが、「そこ」が指示する内容を十九字で抜き出して書け。

問二 傍線部②「それ以前の失われていない昔に感動することは、ほとんどできない」とあるが、

(1)それはなぜか。理由にあたる部分を本文から「…から」に接続するように二十六字で抜き出せ。

(2)「それ以上の…できない」のはなぜか。次の文にあうように指定された字数で語を抜き出して書け。

・(A)[ 十四字 ]を失い、(B)[ 十七字 ]へと変化してしまうから。

問三 傍線部③「対象への愛と呼んでもいい感動が、どうして他の対象へさかのぼったりすることができるだろうか?」について、

(1)A「対象」とB「他の対象」とはそれぞれ何を指すか。各々十二字程度で書け。

(2)「対象への…だろうか?」とあるが、それはなぜか。

問四 傍線部④「僕は一種の怒りをもって、その真の原形を否認したいと思うだろう。まさに、芸術というものの名において」について、

(1)筆者が考える「芸術」とはどういうものか。

(2)用いられている修辞法を答えよ。

 

 

 





【解答例】
問一 ミロのヴィーナスの失われた両腕の復元案
問二(1)失われていること以上の美しさを生み出すことができない[から]
(2)(A)おびただしい夢を孕んでいる無 (B) 限定されてあるところのなんらかの有
問三(1)A…腕を失っているヴィーナス・B…復元案の腕があるヴィーナス
(2)両腕を失った現在のミロのヴィーナスはその姿のままで感動的であり、その感動を腕のあるもとのヴィーナスという別のものに求めるのは無理だから。
問四(1)想像力をかきたて無限の夢を感じさせるもの。
(2)倒置法

 

 




“『ミロのヴィーナス』テスト問題〈第二段落〉” への1件の返信

  1. 問二(2)(A)は教科書では“孕んでいる”ではなく“はらんでいる”となっており字数が足りません。

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