【印刷可】「ミロのヴィーナス」「失われた両腕」テスト問題

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『ミロのヴィーナス』テスト問題〈第三段落〉

引用

 




 

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【印刷可】「ミロのヴィーナス」「失われた両腕」テスト問題と解答例

 

 

※著作権の都合上、本文を掲載することができませんので、教科書を見ながら設問に解答するようにしてください。

 

第三段落 ここで、別の意味で興味があることは、〜ほかならぬその欠落によって、逆に、可能なあらゆる手への夢を奏でるのである。

 

【三】本文について、設問に答えよ。

問一 傍線部①「失われているものが、両腕以外の何物かであってはならない」と筆者が考えるのはなぜか。簡潔に答えなさい。

問二 傍線部②「僕がここで述べている感動」とは、ミロのヴィーナスのどのようなところにより得られるものか。端的に表現している語句を十字で抜き出せ。

問三 傍線部③「手というものの、人間存在における象徴的な意味」とは、どのようなものか。具体的に述べている部分を本文から三十字(句読点を字数に含む)で抜き出せ。

問四 傍線部④「どちらの場合も、きわめて自然で、人間的である」とあるが、どういうことか。

問五 傍線部⑤「不思議なアイロニー」とあるが、

(1)この部分を具体的に述べている部分を「…ということ」に続くように、本文から二十五字(句読点を字数に含む)で抜き出せ。

(2)「アイロニー」の本文で使われている意味を漢字二字で書け。

 

 

 




 

 

 

 

【解答例】
問一 ヴィーナスが生命の変幻自在な輝きを失ってしまうから。
問二 生命の変幻自在な輝き
問三 世界との、他人との、あるいは自己との、千変万化する交渉の手段
問四 哲学者の比喩も文学者の述懐も、「手」の象徴的な意味を用いて、人間の労働という行為や素直な感情を豊かに表現しているということ。
問五(1)欠落によって、逆に、可能なあらゆる手への夢を奏でる[ということ]
(2)皮肉

 




 

 

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『ミロのヴィーナス』テスト問題〈第二段落〉

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※著作権の都合上、本文を掲載することができませんので、教科書を見ながら設問に解答するようにしてください。

 

第二段落 したがって、僕にとっては、ミロのヴィーナスの失われた両腕の復元案というものが、〜まさに、芸術というものの名において。

 

 

【二】本文について、設問に答えよ。

問一 傍線部①「そこには、失われた原形というものが」とあるが、「そこ」が指示する内容を十九字で抜き出して書け。

問二 傍線部②「それ以前の失われていない昔に感動することは、ほとんどできない」とあるが、

(1)それはなぜか。理由にあたる部分を本文から「…から」に接続するように二十六字で抜き出せ。

(2)「それ以上の…できない」のはなぜか。次の文にあうように指定された字数で語を抜き出して書け。

・(A)[ 十四字 ]を失い、(B)[ 十七字 ]へと変化してしまうから。

問三 傍線部③「対象への愛と呼んでもいい感動が、どうして他の対象へさかのぼったりすることができるだろうか?」について、

(1)A「対象」とB「他の対象」とはそれぞれ何を指すか。各々十二字程度で書け。

(2)「対象への…だろうか?」とあるが、それはなぜか。

問四 傍線部④「僕は一種の怒りをもって、その真の原形を否認したいと思うだろう。まさに、芸術というものの名において」について、

(1)筆者が考える「芸術」とはどういうものか。

(2)用いられている修辞法を答えよ。

 

 

 





【解答例】
問一 ミロのヴィーナスの失われた両腕の復元案
問二(1)失われていること以上の美しさを生み出すことができない[から]
(2)(A)おびただしい夢を孕んでいる無 (B) 限定されてあるところのなんらかの有
問三(1)A…腕を失っているヴィーナス・B…復元案の腕があるヴィーナス
(2)両腕を失った現在のミロのヴィーナスはその姿のままで感動的であり、その感動を腕のあるもとのヴィーナスという別のものに求めるのは無理だから。
問四(1)想像力をかきたて無限の夢を感じさせるもの。
(2)倒置法