「さらぬ別れ」テスト問題

【一】本文について、設問に答えよ。

昔、男ありけり。身はいやしながら、母なむ宮なりける。その母、長岡といふ所に住み給ひけり。子は京に宮仕へしければ、まうづとしけれど、しばしば( X )まうでず。一つ子に( Y )ありければ、いとかなしうし給ひけり。さるに、十二月ばかりに、とみのこととて①御文あり。驚きて見れば、歌あり。
A 老いぬればさらぬ別れのありといへばいよいよ見まくほしき君かな
かの子、いたううち泣きてよめる。
B 世の中にさらぬ別れのなくもがな千代もと祈る人の子のため

 

 

問一 ( X )( Y )に入るべき語をそれぞれ次から選び、記号で答えよ。

ア しも  イ さらに  ウ え  エ さへ  オ ゆめゆめ

問二 傍線部①とあるが、「御文」は誰から誰へ送ったものか。

問三 Aの歌「老いぬれば」について、解釈として最も適切なものを選び、記号で答えよ。

 老いてしまったとしても、あなたに会えることができれば、私は幸いでございます。
 老いてしまいますと、避けることのできない別れがありますので、あなたに会いたいのです。
 老いて身動きが取れなくなってしまいますと、あなたに会えないので、いま会いたいのです。
 老いた後に、あなたに会うことは不可能ですので、今からあなたに会いたいのでございます。

問四 Bの歌「世の中に」について、「千代も」の解釈として最も適切なものを選び、記号で答えよ。

 死なずに永遠に生きていたい。
 親には千年元気でいてほしい。
 不老不死が実現してほしい。
 我が家はさらに繁栄してほしい。

問五 本文の出典について、

(1)出典を漢字で答えなさい。
(2)本文中に出てくる「男」は出典の主人公として描かれている人物である。その人物の姓名を漢字で書け。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【解答例】

問一(X)ウ (Y)エ
問二 母から男へ
問三 イ
問四 イ
問五(1)伊勢物語

(2)在原業平

 

 

 

 

 

 

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