「源氏の五十余巻」テスト問題〈1/2〉解答例

問一 次の語句の読みを、ひらがな(現代仮名遣い)で答えよ。
①櫃 ひつ

問二 傍線部①を現代語訳したものとして、最も適切なものは次のうちどれか。
ア 偶然だと思うが心が慰められてゆく。
イ ほんとうに自然と心が慰められてゆく。
ウ 少しずつゆっくりと心が落ち着いてゆく。
エ 信じていなかったが、心が落ち着いてゆく。

問三 傍線部②の部分の現代語訳は「出来ない」である。
(1)《 X 》に入るべき副詞をひらがな一字で書け。
(2)具体的になにが出来ないのか。解答欄に合うように答えよ。
◆若紫巻を見て、続きを(1 読みたい )けれど、(2 誰にも相談すること )が出来ないということ。
※「紫のゆかり」はさまざまな説がありますが、ここでは一番有力な「若紫巻」として解釈しています。

問四 傍線部③とあるが、源氏物語の第一巻の名称を漢字二字で書け。桐壺

問五 傍線部④の解釈として、最も適切なものは次のうちどれか。
ア この上なく後悔したことを嘆いている。
イ この上なく残念だと嘆きに嘆いている。
ウ 非常に後悔の念にあふれ嘆いている。
エ 非常に残念で自然と思い嘆いている。

問六 傍線部⑤について、
(1)現代語訳せよ。実用的なものは、きっとよくないだろう。
(2)「なむ」を品詞分解したものとして、最も適切なものは次のうちどれか。
ア 強意の係助詞
イ 願望の終助詞
ウ 強意の助動詞+推量の助動詞
エ 動詞の活用語尾+推量の助動詞

問七 傍線部⑥について、
(1)「在中将」とは、誰のことか。次の選択肢より選び、記号で答えよ。
ア 光源氏
イ 在原業平
ウ 藤原道長
エ 菅原道真
(2)(1)の人物が主人公になっている古典作品は次のうちどれか。
ア 源氏物語
イ 和泉式部日記
ウ 栄花物語
エ 伊勢物語
(3)(2)で答えた古典作品の文学ジャンルは次のうちどれか。
ア 歌物語
イ 歴史物語
ウ 日記文学
エ 作り物語

問八 本文の出典と作者を漢字で答えよ。更級日記菅原孝標女

 

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「源氏の五十余巻」テスト問題〈1/2〉設問

 

 

 

 

 

 

“「源氏の五十余巻」テスト問題〈1/2〉解答例” への2件の返信

  1. いつもテスト前に参考にさせていただいております。
    不躾で申し訳ないのですが、気になることがございます。
    問七(1)在原業平ではないでしょうか。

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